出演者紹介「長谷川健一」
Art&Music Porcupine Vol.3
「白い空間に浮かぶ影、響く歌声。」
言葉の力を強く感じる二人のアーティストと
白い壁いっぱいに映し出される作品の影(歌の歌詞)
その影(言葉)に包まれた空間でのライヴを楽しんでいただければと思います。
出演者紹介、まずは長谷川健一さんからです。
長谷川さんとの出会いは数年前のボロフェスタ。
西部講堂での開催が出来なくなり、その年の開催は無いと聞いていたのが急遽開催される事になり、クラブメトロとその前の鴨川河川敷が会場となって行われた年で、鴨川河川敷の会場でライヴを見たのが最初でした。
その後これもボロフェスタでの話ですが、KBSホールに移ってからの時、恒例のエンディングロールが流れる中使われていたのか長谷川さんの「夜明け前」という曲でした。
そのシチュエーションに見事にはまって流れたこの曲に完全に心を奪われました。
何か一緒に出来ればなと思っていた時に「neutron night2」とうイベントに誘われ、自分の作品との競演という形で出演していただく事が出来ました。
写真では分かりにくいですが長谷川さんの着ているシャツには作品の影がドローイングされておりそれも僕の作品です。
今回の企画を考えるにあたって会場である「トレース」の空間を見た時に最初に長谷川さんが思い浮かびました。
数年前に見た京都のお寺の別館でのノンマイクライヴが本当に素晴らしくて。
今でも自分の中では長谷川健一さんのベストライヴとなっています。
トレースという空間でそれに匹敵するライヴが見られるのではないかと自分でも楽しみにしています。
●長谷川健一
1976年12月京都生まれ。
2007年、ミニアルバム「凍る炎」「星霜」をmap/comparenotesより二枚同時リリース。 2010年6月、ファースト・フルアルバム「震える牙、震える水」をP-VINERECORDSよりリリース。 2011年7月、「ASIANKUNG-FU GENERATION presents NANO-MUGEN COMPILATION2011」に参加、 同年9月にリリースされたNabowa「DUO」にもボーカリストとして参加。
「FUJI ROCK FESTIVAL2011」、「SWEET LOVE SHOWER 2011」にも出演。 歌が純粋に歌として響くことの力強い説得力、繊細な光が震えながら降り注ぐような、 誰にも真似できない表現。優しくも切ない叫びは、聞くもの を深遠な世界へと誘い続け、京都が産んだ孤高の天才シンガー・ソングライターとして、多くのファンやアーティストから高い評価を得ている。
2013年には「ジム・オルーク」プロデュースによる待望のセカンド・フルアルバム「423」をリリース。
そして、12月18日、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文によるレコーディング・ディレクションとコーラス参加のもと、 珠玉のカバー集『my favorite things』をリリース。
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